前回のつづき
参照:胃内視鏡検査(胃カメラ)をしてみた part1

検査当日

大腸内視鏡カメラの時と同じ流れで、予想外の胃ガン検査に驚く。っても2度目ですから動揺は少なかったですけど。

さて、説明を聞いてみると、胃カメラは前日から食事制限が始まるらしい。
といっても僕の検査は朝からなので、前日の夕食を9時迄にとり、その後は食べないでーという簡単なもの。水分は検査の1時間前までに200mlまでなら飲んで良いそうだ。




説明が済んだので、検査当日へ。









受付を済ませる。まずは検査説明をうけ、同意書にサイン。これは「検査中に胃に傷がつく可能性や、偶発症があるかもー、ごめんね」というものみたい。



胃カメラの前に「ブスコパン」という薬を肩に注射された。これは唾液の分泌を抑える薬らしく、注射して程なく、口が乾きはじめた。分かりやすい位に口の中の水分がなくなるので面白い。「梅干とレモンを口の中に放り込む」といった想像をしても唾液は出てきません。




そして胃カメラをするための施術室(?)へ。今回は私服のままで良いようだ。

ベッドへ横になると、まずは咽に麻酔液をプシャーッ。イソジンをもっとピリ辛にしたような味が口に広がり、次第に咽に痺れがやってきた。ぼんやりとタンが溜まっているような感じ。
体を横向きに直したら準備完了。目線の先にはカメラの映像がしっかり見えます。
「それでは始めますよー」



軽い挨拶の後、カメラが入る程度の穴があいたマウスピース(プラスチック) を口にくわえて、カメラを挿入。カメラの太さは直径1cmちょいくらいかな?






舌の上をカメラが通過し、咽の入り口に触れた時、オエッ…。涙が流れる。
「一番狭いところだからちょっと我慢して下さいねー」





薄い膜でできたような扉が二枚、咽でパクパクしていた。その間にグググッとカメラをとおす。これが苦しいのだ。だって今後常に、その部分にはカメラの一部がこすり続けるのだから。
そこを抜け進むと広い空間が。おそらく胃にたどり着いたのだろう。








プシューッ


空気で胃を膨らましながら進むので、その度に腹が膨れて苦しい。そしてかつて無いほどのゲップが炸裂。
ゲエエエエエェェェェェェオオォェーーーーーーー!!!!!







ゲップが出ると「ゲップ我慢して下さいねー」と先生。
(いやいや、無理でしょ)








十二指腸のほう迄カメラを突っ込み、胃をくまなく観察。
胃壁にカメラが触れるたび、鈍い痛みと言うか重みと言うか、お腹に石を詰め込まれたような感覚(そんな経験無いけど)が響く。
「最後ですから、ちょっとゲップ我慢して下さいねー」と先生。






涙が垂れつつ、必死で我慢。本検査4回目の大ゲップが出ようとしたあたりで
「大きく息をすると、ゲップ出にくいですよー」

(ゲップ1回目で言って欲しかったなー)






つづく
参照:胃内視鏡検査(胃カメラ)をしてみた part3



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