常灯していない常夜灯

夜中にふと目を覚ますも、そのまま眠れずにダラダラ布団に包まる、というような事が多々あります。そんな時、いっそ起きてしまおうと思って電気をつけるも、その眩しさに目が焼かれる、というような事も多々あります。

といいますのも、僕の部屋にある光源は蛍光灯、24inchディスプレイ、デスクライト(30W形相当)の3つです。真っ暗な状態から光をつけるには少々強すぎるのです。






今では真っ暗な中でしか寝たくないのですが、今思えば小さい頃によく目にしていた常夜灯が目を慣らすのに良い働きをしてくれていたものだ、と実感するこの頃です。常に夜を灯していてくれる必要はないのですが、あのくらいの弱い光のライトがあると良いなー。






そんなわけで、目を慣らす用のミニデスクライトを作成したいと思います。












イメージ図

このライトを作るにあたって、なんとなく自分のなかでの条件を決めました。
・電池式
・分かりやすいライトの形状をしていない
・床置き自立式(テーブルの上におく前提)
・寝起きでもサッと点けられるようなスイッチ
こんな条件をもとに作っていきます。



そんで、イメージラフ画はこんな。
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外側

素材は、木とセメントです。

まずは丸い木板を用意。これを基準にセメントの型を製作、中をくり抜いたような形状にします。
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セメントを流し込み、固まれば外装は完成。
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内側

固まったセメントの中身を作っていきいます。難しいことはできないので、シンプルな仕組みです。
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電源はボタン電池。これにスイッチと可変抵抗器(ボリューム)を挟んでおしまいです。スイッチは常閉型(通常ON、押すとOFF)を使用しました。



これをくっ付けられるように木材を加工。中心穴と、支え用のお皿。スイッチ用の突起です。
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完成

さらっと進みましたが、完成です。
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上のセメント部分を時計回りに回すことでスイッチがオンになり、回す量に応じて可変抵抗器の抵抗が弱まり、光が強くなるという仕組みです。
直光は眩しいので、隙間から漏れた光が地面に落ちるようにしました。
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(〈GIF〉、動かなければクリックしてください)






あとがき

いかがでしたでしょうか。

回した時に、セメントと木板に1mmほどズレが生じてしまいました。セメント成形の精度が悪いのと、微妙に木板の中心がずれているのが原因でしょう。
円の中心を正確に割り出す方法はないのでしょうか?直角定規を使ったやり方で行っているのですが、なんだかんだで作図時にずれてしまうようです。



良い方法をご存知の方がいましたら、ぜひご教授ください。旋盤買えは無しで。



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