思えば遠くにオブスクラ 上下巻発売中
こちらは秋田書店から発売されている『思えば遠くにオブスクラ(靴下ぬぎ子/著)』です。本作を含めファンとして応援しています。僕は海外旅行が好きなのですが、このコロナ禍で気軽に旅行できない身にとって、外国の生活に触れることができるこの作品にはとても癒されています。
海外旅行が好きな方、海外移住を考えている方、外国での生活に興味がある方、そして料理好きの方(←料理漫画でもあります)。ぜひぜひ読んでみてください!
っと宣伝が済んだところで、本題です。
この度、主人公の片爪亜生をモデルに使わせていただき、フィギュアを製作してみました。モチーフにしたのは上巻の表紙絵です。
以前からフィギュア製作をしてみたかったのですが、いいタイミングで好きな作品が発売されたので実践です。フルスクラッチでの挑戦です。初めてですが頑張ります。
では始めて行きます。
製作
まずは表紙の絵を簡単にスケッチし、大きさを決めます。針金でフィギュアの芯をつくります。途中で分割したり、大きな形状変化にも対応できるよう、アルミ線を使用しています。
芯にアルミホイルで軽く肉付けをします。この際に大まかな姿勢を決定。
ひたすらパテを盛りつけます。今回はポリパテを使いました。理由は使わないまま余っている物が多量にあったので(モリモリ1kg缶)。
フルスクラッチで作るならスカルプ粘土を使うのが普通だと思います。
バランスを整えつつ、大まかな形に成形して行きます。切削をしやすいよう、必要に応じて分割もします。
大体の形ができました。細くて折れやすい箇所(髪の毛)にはエポパテを使用。
表面を整え、小道具も作成。
サフを吹いて傷磨きや気泡埋めをします。
塗装が完了。あとは組み上げて完成です。
完成
さいごに
以前からフィギュアを改造することはあったのですが、0からのフルスクラッチは初挑戦。人物のカタチを取るのはとても難しかったです。バランスは取れてると思うのですが、実物のシュッとした感じが今ひとつ出ていないですね。目線も首の角度調整が甘いのか、上向きになってしまった。振り向き顔の傾きがムズイです。
ちなみにモチーフが表紙はワンカットだけなので、見えない部分は想像で補っています。
初めての挑戦にしては良くできた方かなとは思います。しかしまだまだ出来が甘いなとも思います。見るたびに「こうすれば良かった、ああすれば良かった」と改善点が見えてしまいます。
普段からフィギュアいじりをしているわけではないので、次回作がいつになるのかはわかりません。もし次回があれば更に上手に作ってあげたいです。
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