思いついたら動いてみる
あー。なにか作ろう。…あれ使ってみるか。そんな感じで始めます。この制作ではFRPをいじってみようと思います。
Fiber
Reinforced
Plastics
の略だそうでして、繊維強化プラスチックというものです。ガラス繊維などをプラスチックの中に入れて強度を向上させた複合材料のことをいいます。
こちらのFRPは、なんと言っても丈夫で軽い!
以前から興味のあったこの素材。さて、何を作ろう…。
ただいまの季節はハロウィンですね。んじゃあミッキーの被り物でもつくるか(?)。というわけで作っていきます。
モデルの用意
今回モデルになっていただいたのはこちら。
ミッキーマウス ランナウェイブレインより
暴走ミッキーとしてお馴染みのこちらの被り物を作ってみようと思います。
箱からだすとこんな感じ。
駆動箇所が多く、様々なポーズをとる事ができます。なかなか可愛いですね。
原型作り
使った素材
・スタイロフォーム
・ベニヤ板
・ベニヤ板
下準備
スタイロフォームは近くのホームセンターで3×6板タイプの物を購入し、300×300の大きさにカットしてもらいました。それらを接着剤で貼り合わせて、300×300×300のキューブをつくります。
ベニヤ板は300×300のものを6枚用意します。
カット用定規作り
パソコンでカット用のラインを印刷します。作り方はこんな感じ。
側面からの写真を撮って、大きさを合わせてラインをひく。
写真をとりのぞけばラインの出来上がり。
これを側面、正面、上面の3面つくります。それを印刷し完成形を想像して少し手直し。口元をすこしいじりました。
300×300のベニヤ板に張り付け、そのラインに沿って切れば完成。こちら。
この時注意する事は、ベニヤ板は2枚重ねにして一緒に切ってください。同じ物を2枚つくります。
あと写真にあるように、4辺に2カ所くらい平らなところを残しておくと、場所合わせが楽です。
スタイロフォームをカット
出来た定規に沿ってスタイロフォームをカットしていきます。こちら。
300×300×300のスタイロキューブを2枚の定規で挟み、固定。それに沿って電熱線でカットしていきます。
カットしたら次の面を…。という感じに3面ともカットするとこうなります。
はみ出してしまった鼻と下唇も同様の方法で制作。
それらを貼り合わせるとこうなります。こちら。
これだけでだいぶミッキーになりましたねー。
今回はここまで。
関連記事