前回の続き
参照:初めてのFRP 原型切削編part4
原型作りの続き
今回こそはパテ盛り!前回の教訓を生かして下準備。
スタイロフォームに直接パテを塗ると溶けてしまいます。
なので今回はこれをつかいます。こちら。
スチロール樹脂
これは簡単にいうと、「スタイロフォームを溶かさない性質の樹脂」といったところです。
つまりスタイロフォームが溶けないように1層膜をつくって、そのうえからパテ盛りしましょう。ってことです。
使い方は簡単。主剤100gに対して、硬化剤を2cc加えます。(室温によって変化)
分量を計るには計量カップやスポイトなどを使うのが望ましいです。ですが、オススメは電子計りで一気に計っちゃいます。料理用の安物です。
よく混ざったら、それをハケで塗っていきます。ちなみにウレタンはパテでも溶けないので、塗らなくても大丈夫です。
ここで、塗った場合と塗らなかった場合とを比較してみましょう。
わかりやすくイラストを描く。ここにパテを盛ります。
盛りたて。
硬化しました。塗らない方が若干へこんでるのわかりますか?
剥がしてみました。
…微妙に溶けてる。
まあ塗った方も若干へこんでいますが、直接よりは被害が少ないかな?
塗らなかった方はわかりやすく溶けてへこんでますね。ライトあてるとハッキリ影がおちます。
そんなこんなで全体に塗り、乾燥(硬化)を待ちます。
ここまで来て、ついにパテ盛りです!長かった…。
説明するまでもないですね。ガンガン盛っていきます。
そんなこんなで今回はここまで。
次回も引き続き、パテ盛りをつづけていきます。
※こういった樹脂関連のものを扱うときは、換気を徹底しましょう。
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