[追記有り]
鍵の管理方法
以前から自転車の鍵の保管場所を模索していたのですが、今回、鍵専用バッグを自作することにしました。ちなみに僕が使用している鍵はこちら。
ロングワイヤーでフレームからホイールからすべて一つに繋げてしまうやり方で施錠しています。強度云々はさておき、長時間の駐輪をしない僕に取っては便利な存在です。
普段は手荷物と一緒に持ち運んでいるのですが、案外かさばるので困っています。
「自転車と一体型の鍵なら便利なのに」と常々思っていたので、専用バッグを自作する事で、収納と一体型を実現します。
では始めて行きましょう。
制作
僕の愛車は丸石エンペラー ツーリングマスター。製作するバッグはフレームの内側、サドルの下部分に固定します。こんなイメージ。
まずは型紙をつくり、それに合わせて素材を切り出します。
型紙は最後にPDFリンクを貼っておくので、よかったら使用してください。
切り出した素材を下処理したものがこちら。
形は三角形の一部を削ったような感じ。
バッグの開閉はファスナーで行い、フレームへの取り付けはリベットボタンです。
三角形を削った頂点にワイヤー固定用の金具を取り付けるようにします。そのために、革の内側に金属板を挟み込んで補強をしました。
あとは素材を縫い合わせていきます。
すべて縫い合わせたら、裏返す。
鍵と固定用金具を取り付け、あとは自転車にくっつければ完成です。
装着
フレームの角度にピッタリとハマりました。(そういえば、以前に作ったサドルバッグは外しました。カタカタうるさかったので…)
鍵の使用感はこんな感じ。
おまけ。ファスナーの持ち手がダサかったので、これも革に変えました。
これにて終了です。
今回は2回目となるレザークラフトでしたが、立体物になった途端に難易度が急上昇。完成してから気付く反省点やらがいっぱい有り、かなり勉強になりました。
後に知ったのですが、角って丸く処理するらしいですね。
よく考えてみると、この鍵って自身のワイヤーに鍵を引っ掛ければOKなので、そもそも固定用金具をとりつける意味もなかったなー、とか。
まあ色々と思うところもありますが、これにて本当に終了です。
ではでは。
追記:2015.05.15
構造上、固定用金具に鍵を引っ掛けなければならない作りだったので改良。改良といっても、固定用金具を取り外し、鍵そのものをフレームに最初から固定してしまいました。これにて自身のワイヤーに引っ掛ければ大丈夫になりました。
ただ難点が一つ。
直接固定してしまったので、自転車からバッグを外せなくなりました。まあ外すつもりもないので特に問題はないのですけれど。
ではでは。
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