パスポート更新

アメリカ大陸へ旅行に行こうと思います。

そんで、せっかくなのでしっかりとした英語でも身につけようということで、まずはカナダ旅行で英語を身につける事にしました。しかし普通の旅行だと滞在できる期間が短いので”ワーキング・ホリデービザ”を利用しようと思います。”ワーキング・ホリデービザ”はなんとなく分かりますよね?説明は省きます。



という訳でワーキング・ホリデービザ(以下:ワーホリビザ)を取得しよう! (※このブログにはワーホリビザ取得方法は記載していません)




とりあえず色々と調べる。
カナダワーホリビザの取得条件
・日本の国籍を有する
・パスポートの有効期限がワーキングホリデーの滞在期間をカバーすること
・年齢が、申請書時点で18歳以上30歳以下である (出発時の年齢ではありません)
・最低2,500カナダドル相当の資金を有している (およそ25万円)
・滞在する期間をカバーする医療保険に加入できる
・カナダに入国できる権利・資格がある事
・往復航空券を事前に購入するか、帰国の航空券を購入できる資金を持っていること
・扶養家族が同行しないこと
・プログラム参加費の支払いができること



あー



パスポートの有効期限が微妙だなー。残り1年1ヶ月。
さて困った。









というのもワーホリビザの申請には、およそ4週間〜8週間かかると言われています。そして、パスポートの切替(更新)期間は、期限1年を切ってから。

このままで申請すると、こんな事が考えられる。
1.手続きに時間がかかり、「パスポートの有効期限がワーキングホリデーの滞在期間をカバーすること」という条件を満たせずに申請が却下されるのではないか。

2.仮に申請が通ったとしてワーホリビザ受領後にパスポートの更新をしたら、パスポート番号が変わってしまい書類との齟齬が生じる。



読んでいてなんとなくこう思っている方がいると思います。



「1ヶ月待ってから申請したら?」
そうなんです。けど今年(2015年)はワーホリ申請開始が異常に遅く、待っていた人達が続々と申請しているのです。さすがに一気に規程人数枠が埋まるとは思いませんが、出来る限りに早く申請しておきたいのが本音。



そんなわけで、前置きが長くなりましたが
〜切替期間前のパスポートを更新する方法〜(ワーキングホリデーの場合)を実践してきたので、紹介します。
※今回紹介する方法はとりたてて裏技のようなものではありませんが、悪用であったり、無意味な理由での実践はやめてください。



1.パスポートについて詳しく載っているサイトをチェック

参考:http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/flow/index.html

サイトのパスポート更新についてのページにこんな文があります。
パスポート申請出来る方
・パスポートの残存有効期間が1年未満となった。
・パスポートの残存有効期間が1年以上ある場合でも、赴任や留学などで長期滞在するときには新たにパスポートを取得することができます。この場合には、赴任命令書や入学許可証などをご持参ください。
参考:http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/guide/effective/index.html

これを使って切替期間前に更新をします。






2.パスポート更新申請に必要なもの その1

必要なものはサイトに記載してあります。ですがそれにαが必要です。
まずは基本的な以下のもの。
参考:http://www.seikatubunka.metro.tokyo.jp/guide/effective/index.html

1.一般旅券発給申請書 1通
2.写真(規格を満たすもの) 1枚
3.現在お持ちの有効なパスポート
4.次の方は、申請日前6か月以内に発行された住民票の写し(1通)が必要です。
・ 居所申請(住民登録している都道府県ではなく、現在居住している都道府県で申請すること)をする方
・ 申請窓口において、住民基本台帳ネットワークシステムによる情報検索を希望しない方
5.パスポートの記載事項に変更がある方は、申請日前6か月以内に発行された戸籍抄本または戸籍謄本(1通)が必要です。

これに加えて、+α。

「1.パスポートについて詳しく載っているサイトをチェック」で言う所の”赴任命令書や入学許可証”の代わりとなるものです。要は”海外に長期滞在することを証明する書類”が必要なのです。



今回はワーキンホリデーを理由に更新ということで、立川のパスポートセンターに直接問い合わせたところ、次のような回答を得られました。
「ワーキングホリデープログラムに参加(?)していることを証明できる書類」と「パスポートを更新しなければならない理由が記載されている書類」この2つが必要です。






そもそも「ワーキングホリデーに参加するための書類を提出するため」にパスポートを更新したいのだが、その更新のために「ワーキングホリデーに参加するための書類」を提出しなければならない。

なんだか頭がこんがらがりそうな状況。


答えが曖昧だったのでしつこく尋ねまくったところ、明確に「これをもってきて」というものを言ってくださいました。






3.パスポート更新申請に必要なもの その2

+αの書類です。必要なのは
・ワーキングホリデープログラムに参加(?)していることを証明できる書類
・パスポートを更新しなければならない理由が記載されている書類

さて現在、ワーホリビザの申請にはネットを使います。それは”International Experience Canada”というサイトを利用するのですが、この中に2つの必要な書類が入っています。



そもそもこれを利用する際に”会員登録”をするのですが、その”会員情報が記載されているページ”、コレを印刷すれば「ワーキングホリデープログラムに参加(?)していることを証明できる書類」とみなしてもらえるとの事。



つぎに「パスポートを更新しなければならない理由が記載されている書類」ですが、そもそも”ワーホリビザ取得条件”にこんな一文があります。
「・パスポートの有効期限がワーキングホリデーの滞在期間をカバーすること」

つまり、この一文が『ワーホリ期間中にパスポートの有効期限が切れてしまうので、更新しなければならない』という理由になっているのです。






出揃いました。
必要な+α書類は
・”International Experience Canada”の中の会員情報が記載されているページ
・”International Experience Canada”の中のワーホリビザ取得条件が記載されているページ

この二つです。






参考までに、僕が印刷して持っていったページの画像を載せておきます。縮小ですこし見にくいですが、参考までに。

会員情報が載っているページ
kamo_wh_web_page_1



取得条件が載っているページ
kamo_wh_web_page_2






4.パスポートセンターへ

必要な書類等をもってパスポートセンターへ行きました。元々質問などのやり取りをしていたので、わりとスムーズに事は運びました。

無事に書類も受け取ってもらえ、最後に1枚、渡される書類に記入します。この書類は、「コレコレこういう理由でパスポート切替期間前に申請をします」という理由を書くためのもの。

用紙の1番下に申請理由を書くのですが、その際はこの2つを書けば大丈夫です。
・カナダビザ申請の規約に、滞在予定期間よりパスポート有効期間が長い必要があると記載されているため
・カナダ滞在期間中にパスポートの有効期限が切れてしまうため



長くなりましたが、以上です。皆さんのお役にたてれば幸いです。
まあこれで申請できなかったらドンマイ。






最後に改めて、
※今回紹介した方法はとりたてて裏技のようなものではありませんが、悪用であったり、無意味な理由での実践はやめてください。






5.余談

+α書類を持っていった際の、係員との会話。

「言われた書類もってきました」
『分かりました見せてください』
「これが会員情報のページです。ここに名前とか会員番号とか記載されています」
『はい、しっかり記載されていますね』
「次にここ、ここにビザの取得条件が書いてあります」
『・・・』
「・・・?」
『ここに書いてあるんですね?』
「・・・はい、書いてあります」
・・・英語読めないわ
「・・・」
『・・・』
「いいですか?」
『・・・大丈夫です』
「ありがとうございます」

おしまい。



 


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