アクセント記号(力点)
ロシア語を学習するに際に、アクセント記号(以後、力点と呼びます)の出し方がわからずに困っていませんか?そんなあなた達のために力点付き文字を集めたので、みなさん良ければ使ってください。
(すみません。集めただけで、キーボードでの出し方は知りません)
硬母音[а́ы́у́э́о́]
軟母音[я́и́ю́е́ё]
正直内容としてはこれだけですが、記事として短くて寂しいので、この記事を書いた背景も記します。特に役立つ情報はないので、読まなくても問題ありません。
この記事を書いた背景
そもそも「力点とは」という所から説明します。おそらく全ての言語にイントネーションというものが存在すると思うのですが、ご多分にもれずロシア語にもイントネーションが存在します。機械的に抑揚のない喋り方を続けるわけではありません。
ロシア語には硬母音[аыуэо]、軟母音[яиюеё] という合計10個の母音が存在します。そしてロシア語の単語は、母音の一つを強く、少し長めに発音する特徴があります。これがいわゆる「アクセント」です。
しかし私たちのようなロシア語初学者は、単語のどの母音を強く、少し長く発音すればいいのかがわかりません。
そんな時に助けになるのが「力点」なのです。母音の上に「’」をうち、「ここを強く、少し長めに発音します」と知らせるわけですね。
なぜ力点を表示させる必要があったのか
さて、力点の役割がわかったところで本題。【なぜ力点を表示させる必要があったのか】
近頃(随分経つけど)は学習も電子化進み、様々な学習用アプリが存在します。つまりパソコンやスマホを使用して様々な事が学習可能になったのです。
何かの初学者がよくやる勉強の代表格といえば「暗記」ですよね。その際に使用する「暗記帳」が、今ではアプリとしても登場しているのです。本当に便利な世の中になりました。
僕が利用してみたのは「Quizlet クイズレット」という暗記アプリです。
参考:https://quizlet.com/ja
アカウントを登録すれば、Web、iOS、Android全てがリンクできるので便利です。
その他の特徴として、自作の暗記帳を他のユーザに公開できることです。つまり、自分で暗記帳を作らなくても、誰かがすでに作ってくれているものを使用することもできます。
あと個人的に便利だなと思ったのは「言語選択」の機能がついていることです。
基本的には普通に暗記帳を作成できるので、どんな事を記入しても構いません。ただそこに「言語選択」をすると、内容を記入中に選択した言語の頻出単語(他のユーザがすでに使用
した単語)を表示してくれるのです。
英語ならキーボード打ちも慣れたものですが、ロシア語だと文字の場所を探すだけでも、ちょっとした手間です。そんな時にこの機能はとてもありがたいのです。
僕はiPadからロシア語を打っています。設定一つでロシア語キーボードを表示してくれるので、とても便利です。
ですがここで困ったことがあります。
iPadのキーボードでは「力点」付きの文字を出せないのです。これじゃあ単語の暗記はできても、アクセントがわからない!
もちろん「говори’ть」でも問題はないけれども、なんとなくスマートさに欠ける気がするから「говори́ть」にしたい!
そう思いませんか?(まあわがままですよね)
そんなあなた!!
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