あのカーペット柄


人は同じ事が繰り返しおこると、脳が思考を停止してしまうそうです。脳がトロけちゃいます。
一見ダメな響きに聞こえますが、違う見方をすれば脳の負担を軽減させているのです。同じ事が続くので、次に何がおこるかを考えずに済みます。
Gifの連続動画を、奇妙なほどにボーッと眺めてしまうのはそんな理由なのですかね。



さて、椅子のクッション交換に伴い、クッションカバー用のファブリックを作成することにしました。柄に使用したのは、有名なホラー映画「The Shining」で有名なあのカーペットです。Overlook’s Hexagonal Carpetとして知られています。上の画像がその柄です。もちろん変な影は入っていませんよ。
この柄をひたすら織っていきます。同じことの繰り返しです。脳みそがトロけます。

ちなみにこのカーペット柄ですが、インテリアデザイナーの「デービッドヒックス」がデザインしたものです。幾何学模様をモチーフに色々なデザインをしています。


作成に至った理由は、単純にこの柄の布が売っていなかったからです。
では、早速作っていきましょう。今回は綴れ織りというやり方を使います。


記事を読むのが面倒な方へ、以下に同内容の動画を作成しました。
どちらか好きな方、できればブログも動画も両方を見ていただけると嬉しいです。















下準備

まずは枠作りです。約500*500の布を織るので、700*700の枠を作ります。

木の板に、5ミリ間隔で釘を打ち付けます。片方100本ずつで、合計200本です。
木の板を四角にしたら、ひとまず完成。



次に縦糸として、タコ糸を掛けていきます。ひたすらひたすら。



枠から50の位置に印をつけ、玉留めをします。



柄はIllustratorでデータを作成し、印刷。スプレー糊で縦糸の裏に貼り付け、写します。



下準備はこれで完成。





織り

結束糸を5段ほど織ります。タコ糸を使いました。



あとは下書きした柄に沿って織っていきます。



ひとまず織りが完了しました。
長かった…。



織り終わりにも結束糸をおって、次の工程へ進みます。



Part2へ続く
リンク:


関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください