みんな楽しいバレンタインデー
はい。本日はバレンタインデーです。世間を見渡せば、お菓子会社の戦略に踊らされる人達。僕は一向に構いません。楽しけりゃいいじゃない。
でも被害者達がいる事を忘れてはいけない。
バレンタインデーにチョコレートをもらえなかった男は負け組。そんな風潮にある日本。
しょうがないじゃないか。もらえないんだもの。
でもそれを笑うのってどうなんだろう。僕はいけないと思う。
では彼らを救うにはどうすればいいのか?
答えは簡単。
負け組男にもチョコレートをあげれば良い。
はい。今回はそんな負け組男達のためにチョコレートをつくりました!
まあブログですので、直接あげる事は出来ません。でもこの記事を読んで、少しでもバレンタインデーが楽しくなればと思います。
では、早速作っていきましょう!
なお、ブログを読むのが面倒な方は、動画の方をご覧ください。
準備 〜購入〜
準備しましたのはこちら。
美少女フィギュア
こちら”少女(仮)むつき”という商品です。立川のレンタルケースで買っていました。
この商品の特徴はこれ。

服を脱がすことができる。
まさにロマン。
状態確認

見ての通り、焼けがひどい。塗装がおちてしまっています。
まずはこれを修正していきます。
今回はこの服をチョコレートにしてやります。待ってろ野郎ども!
修正 〜分解〜
まずは分解して、パーツごとに分けていきます。
塗装はがしで、もとの塗装をとってしまいます。

使用したのはこちら。
![]() GSIクレオス T-114 Mr.ペイントリムーバー |
アロンアルファの方がごっそりとれるけど、べた付きがあります。
ペイントリムーバーの方が落ちにくいけど、さらさらで使いやすいです。
使い分けると便利です。
落としたのがこちら。

修正 〜再塗装〜
まずサーフェイサーを吹きます。
色は3色用意しました。左から仕上げ用、ベース用、血色用。

吹き終わったのがこれ。つや消しトップコートを最後に吹きます。

目に魂を。

吹き込んだ!

同様にボディーと髪の毛も塗り終わるとこんなん。




触覚つけ忘れたけど、最後の写真にはついてますよ。
これで本体は完成。
型取り
メインの服の作業に入ります。下準備として、余分な突起などを取り除きます。


このパーツは1つにまとめます。


ついでに、名札の文字を立体にしておきました。
ここから型取り。
粘土に埋めます。隙間が出来ないようにぴっちりと。

今回からほいく粘土を使用しました。型離れがよくてビックリ!いままでの粘土とは全然ちがう。
このパーツは形が複雑なので4分割にします。

写真のように粘土にへこみをつけて、型同士で凹凸をつくってやります。
そして2回目以降のシリコンを流し込む前に使うのがこちら。

シリコンバリアー
こいつを塗らないと、シリコン同士が結合してしまいます。絶対に忘れないように。
抜き取る際の形を考えながら分割します。

完成した型がこちら。

チョコの流し込み
次はチョコの準備です。湯煎の方法は以前記事”No-Z オリジナルチョコ制作 part2”をご覧ください。
参考:”No-Z オリジナルチョコ制作 part2”
チョコをいれて。

閉じる。

4分割型は、全パーツにチョコを塗り付けて重ねていきます。




重ねたらゴムで圧迫。はみ出た。

冷やして固まったら整形していきます。
この際、手の温度でチョコが溶けてしまうので、氷水で冷やした手で作業します。冷たい。

完成したチョコがこちら。
4分割のチョコが折れてしまいました。むずかしい。まあ後で修正していきます。

このチョコパーツ達をチョコペンでくっつけていきます。
ちょっとここで修正をいれてー・・・

お待たせいたしました。
完成品
ついに完成です!こちら!


名前に空気が入ってしまいましたね。

やはり修正箇所と接続部が汚くなってしまった。
次からはもっとうまくやるぜ!
おい野郎共。僕からのバレンタインプレゼントはいかがでしたか?
これで来年からバレンタインデーなんて恐くないでしょう!
バレンタインは楽しんだもん勝ち。
君たちの心の壁も溶けていったでしょう。
この甘いチョコのようにね。
ちなみに商品化計画中です!
おまけ(閲覧注意)
以下、お楽しみ画像。グロ注意。お見苦しい画像がありますので、苦手な方はここで読むのをおやめください。
もちろん舐めてみた。


溶かすがロマン。


デュフフフフウウウゥゥゥゥ
おかあさん。チョコくれてありがとう。
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